スタッフブログ
こんにちは、山口市中心商店街、米屋町にあります、ふじもと呉服店の原田です。
いよいよ始まる“夏の振袖展”、夏の新柄パンフレットが出来上がり、新柄も入荷の頃となりました。
令和8年、9年のトレンド色柄はどんな振袖になるのか、私もとても楽しみにしています。
ふじもとより振袖パンフレットなどご案内をお届けしているご家族もありますが、何も届いてない方は、ぜひお問い合わせ下さい。
パンフレットには、振袖一式コーディネイトや髪型など参考になりますし、ふじもとの店紹介や前撮り撮影(スタジオ.フェスタ)のことなど、参考になると思います。
また、一番の不安や聞いてみたいことは、振袖一式購入orレンタルの金額のことは気になるところではあると思います。
いろいろ参考になると思いますので、まずは、資料請求してみて下さい。お持ちしています。
今回の本題、「体型に合わせたサイズ」についてお話ししていきたいと思います。
1,サイズ表記ってあるの?
2,振袖の長さの違い、普通丈~トールサイズまで
3,袋帯の長さの違い
4,着付けをする時に必要な小物について
5,草履のサイズ
1,サイズ表記ってあるの?
振袖(着物)は、普通寸法(サイズ)と言われているものはあります。
仕立て上がっている振袖、着物、浴衣などは、身長から割り出される平均的な長さで出来上がっています。
この時期ですと、仕立て上がりの浴衣を見ることが多いと思います。しかし浴衣など、おしゃれ着で、そこまで体型に合わせなくてもよい着物と、礼装用、フォーマルとして着る着物はやはり寸法が合っている方がきれいな着付け、美しい着物姿になります。
振袖の仕立て上がりは、丈(着物の長さ)でS~LLや、普通寸法orふくよかな方用など、大まかなサイズで分けられてはいます。
ふじもとでは、特別に長めや短めの振袖にはわかりやすくし(どちらかというと、社員にわかりやすく)書いてはいます。
振袖の仕立て上がりを選ばれる時は、寸法の事などは、ご相談された方が、まちがえないと思います。
身長だけでなく、体型によって幅や肩まわりの寸法も大事です。着てみて選ぶことがとても大事です。
2,振袖の長さの違い、普通丈~トールサイズまで
身長が170㎝近くから、175㎝など、トールサイズと言われる振袖も用意しています。
また、長さだけではなく、トールサイズの場合幅も広めにしてあります。せっかく振袖を購入、お誂え…オーダーメイドするのですから、お嬢様ご本人に合わせた寸法になるように準備しております。
1つ注意点が!振袖ですから、色や柄のお好みが一番大事です。たとえ、トールサイズではなくても、合わせてみたり、寸法を測りながらご相談させていただきます。
振袖が決まりましたら、寸法に合わせた振襦袢もあります。
ここまで、身長の高い方用のトールサイズのことばかりでしたが、小柄のお嬢様のお仕立ての時は、普通に仕立てると柄の位置が高くなり過ぎて良い柄が見えなくなる場合もありますから身長140㎝台のお嬢様の時は相談しながら裾の位置を決めていきます。
袖の長さなど身長の高い方以上に注意することも多いです。また、それがお誂え(おあつらえ)…オーダーメイドの良いところです。
3,袋帯の長さの違い
振袖に結ぶ帯は袋帯と言います。(丸帯をお持ちの方おありますが、今回は省略します。)
帯の長さも、少しでも長い方が、帯結びもアレンジしやすくなります。
でも、購入の時は「こちらの方が長いから、、、」という決め方をすることはありません。
やはり、振袖とお嬢様の雰囲気で決めます。
今の帯でも10㎝前後は長さが違うものもありますが、昔のものと言いますか、お母様やお祖母様の帯の時に結んだ時にアレンジの仕方で短く感じることがあります。
もう一つは、長さだけではなく、帯や帯芯(帯の中に少し厚手の布が入れてあります)の厚みなどで結びにくかったりしますので、気になりましたら、ご相談下さい。
帯も体型によって、胴まわりの寸法で、残り分で飾り結び(アレンジ)しますので、帯の長さ、厚み体型で希望通りの帯結びにはならないことがあります。
ここはご理解いただけると着付け師も助かります。
4,着付けをする時に必要な小物について
振袖など、着物にも長さや幅が違うものがあるように、今は着付けに必要な小物にも長いものもあります。
例えば帯締め(帯を結んだ後、帯が落ちないように絞めることと、帯、着物とのバランスでコーディネートの役目もある)。
振袖の帯締めは、飾りが付いていたりして、通常の結び方よりも、花のように飾り結びをしますので、長さは気になりません。
多少の長さの違いはありますが、コーディネートで選んで大丈夫です。
一般の着物、留袖、訪問着など、正式な場の時に、長さが気になる方は、長尺もありますので、参考にして下さい。
長尺が用意出来なかった時や着付けの時「えっ」となった時は、房(帯締めの先のふさふさしているところ)を内側に入れる着付けの方法もあります。
気になったら相談してください。また、着た時に表には見えない小物といえば、着付けに必要な腰ひもなども長尺があるのです。
無理をして苦しい思いをしたり、もしもほどけたらどうしようとドキドキ(着付け師も気になってしまうのです)するよりも安心が一番です。
時々、呉服店にも入ってみたら、発見があるかもしれません。
5,草履のサイズ
いつも靴のサイズで悩まれている方は草履でも同じようです。
草履のサイズは、一般的にはフリーサイズとなっていまして23~24㎝くらいと言っていましたが、これも靴と同じでメーカーで多少違っています。
今は、サイズの合った草履を探される方がほとんどですので、振袖を中心にS~LLを用意しています。
草履はピッタリサイズというよりも、草履台(底)より1~2㎝かかとが出た方がきれいな着姿、歩きやすさになります。振袖一式を決める時には一番最後に選ぶことになりますが、足元は実は一番大事です。
痛かった!足が疲れた!歩きにくい!などで、残念な一日にならないように選んでください。
ここまで読んで下さってありがとうございました。「私の寸法、サイズあるの?」少しでも参考になりましたら幸いです。
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ふじもとは、山口市中心商店街、米屋町で創業101年の呉服店です。永年地域密着でご愛顧いただいております。これからも家族の絆をテーマにハレの日のお手伝いをさせていただきます。