スタッフブログ

「地味な振袖がいい」が変わった!18歳娘の振袖試着体験

こんにちは、ふじもと呉服店の立石です。

成人式の振袖選び。

SNSやカタログを見ていても、

「実際に着たらどんな感じになるの?」
「振袖の展示会ってどんな雰囲気?」
「何をチェックすればいい?」
「試着したら、その日に決めないといけないの?」

など、初めての振袖選びには分からないことがたくさんありますよね。

そこで今回は、18歳の娘と一緒に実際に振袖展示会へ行き、振袖選びを体験してきました。

冒頭普段は振袖選びをお手伝いする立場ですが、今回は「お客様側」として娘の振袖を見て、選んで、試着してみることに。

実際に体験してみると、

「これは迷うな」
「娘はこんなところで遠慮するんだ」
「写真で見るのと、実際に着るのでは全然違う」

など、改めて気付くことがたくさんありました。

これから振袖選びを始めるお嬢様やご家族の参考になればと思います。

 

\夏休みは、ふじもと呉服店へ/

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目次

  1. 振袖展示会へ!まずは会場の雰囲気を体験
  2. 今の振袖の流行は?娘に「着たくない色」も聞いてみました
  3. 母・娘・スタッフさん、それぞれが選んだ振袖を試着
  4. 振袖は着てみないと分からない!
  5. 帯や小物を合わせると印象が大きく変わる
  6. 振袖の料金で確認しておきたいこと
  7. 試着後に娘へ聞いた「振袖選びの本音」
  8. 振袖選びは1日に何店舗も回れる?
  9. 振袖試着でチェックしておきたい8つのポイント
  10. 「好き」と「似合う」は違う?まずは試着から

1. 振袖展示会へ!まずは会場の雰囲気を体験

アンケート予約した時間に会場へ行ってみると、私たちが最初のお客様でした。

まだほかのお客様がいらっしゃらなかったので、娘も私も最初は少し緊張。

受付では、成人式の年度や気になっている振袖、予算などについて簡単なアンケートを記入しました。

その後、会場に並んでいる振袖を順番に見ていきます。

壁にはモデルさんの着用写真などもあり、 「着るとこんな雰囲気になるんだ」 とイメージしながら見ることができました。

一方で、畳まれた状態の振袖を見ていると、振袖に慣れていない方にとっては、着たときの姿を想像するのは意外と難しいのではないかとも感じました。

振袖は、同じ一枚でも畳んで見るのと、広げて見るのと、実際にお顔の近くに合わせてみるのとでは印象が変わります。

気になる一枚があったら、ぜひ遠慮せず、

「広げて見てみたい」
「顔に合わせてみたい」

と伝えてみるのがおすすめです。

2. 今の振袖の流行は?娘に「着たくない色」も聞いてみました

赤は嫌せっかくなので、

「今はどんな振袖が人気なんですか?」

と聞いてみました。

やはり最近は、くすみカラーやニュアンスのある色味なども人気とのこと。

一方で、昔から成人式の定番として親しまれている赤も根強い人気があるそうです。

そこで娘に、

「じゃあ逆に、着たくない色ってある?」

と聞いてみました。

すると、即答で、

「赤」

でした。

定番カラーの話を聞いた直後だったので、思わず笑ってしまいました。

でも、これは振袖選びではとても大切なことだと思います。

「人気だから」
「定番だから」
「お母様が着てほしいから」

という理由だけではなく、実際に成人式で振袖を着るお嬢様本人の、

「好き」
「これは着たくない」

という気持ちも大切にしたいですよね。

ただし、 「絶対に着ないと思っていた色が、合わせてみたら意外と似合った」 ということもあります。

最初からすべて候補から外してしまうのではなく、 「一度だけ顔に合わせてみようか」 くらいの気持ちで挑戦してみるのも、振袖選びの楽しみの一つです。

3. 母・娘・スタッフさん、それぞれが選んだ振袖を試着

4着試着今回、母である私が考えていたのは、

「今っぽさもありながら、成人式だけでなく、今後のお祝いの席などでも着られそうな振袖」

でした。

一方、娘の希望は、

「寒色系で、柄があまり多くないもの」

そして好きな色は紫です。

まず、私が気になった振袖を一枚。モデルさんの着用例の写真もあったもの。

娘自身が選んだ暗めのブルー。無地にゴールドのラインが入ったシンプルなもの。

娘の好きな紫系。シックな色と柄。

そしてスタッフさんがおすすめしてくださった一枚。明るい水色

いくつか候補を選んで、実際に顔の近くに合わせながら比べていきました。

こうして見てみると、

本人が好きな振袖
家族が似合いそうだと思う振袖
スタッフさんがおすすめする振袖

は、意外と違います。

だからこそ、本人が最初に選んだものだけに絞らず、 「これはどう?」 と家族やスタッフさんが選んだものも、一枚だけ試してみるのがおすすめです。

自分では絶対に選ばなかった一枚が、意外と似合うこともあります。

4. 振袖は着てみないと分からない!

色々まず娘が気になっていた、柄が少なめの暗いブルーを合わせてみました。

その上から、ほかの候補も順番に重ねながら比較していきます。

実際に顔の近くまで色や柄がくると、畳まれている状態で見たときとは印象が変わります。

「思っていたより落ち着いて見える」
「こちらの方が顔まわりが明るく見える」
「この色は好きだけど、着てみると少し地味かも」

など、実際に合わせるからこそ分かることがたくさんありました。

最終的に今回は、娘が好きな暗めの紫系の振袖で、帯や小物まで合わせてもらうことにしました。

ここから、さらに印象が変わっていきます。

5. 帯や小物を合わせると印象が大きく変わる

小物合わせ選んだのは、落ち着いた暗めの紫の振袖。

振袖だけを見ると少し大人っぽく、落ち着いた印象だったので、

「小物でもう少し華やかにしたいね」

と話していました。

そこで、振袖の柄に入っている色を拾いながら、 重ね衿かさねえり刺繍衿ししゅうえり を合わせていただきました。

そして帯選び。

スタッフさんから、

「帯は何色がお好きですか?」

と聞かれましたが、娘も私も、

「紫の振袖には、何色の帯が合うんだろう?」

と迷ってしまいました。

洋服ならある程度イメージできても、振袖と帯の組み合わせになると、初めての方にはなかなか難しいものです。

今回は振袖の柄に入っている色とのバランスを見ながら、明るさのある帯を何本か合わせて比較。

さらに 帯締めおびじめ帯揚げおびあげ も候補を出していただき、その中から娘の好みを聞きながら選びました。

振袖選びというと、 「まず振袖を決めれば終わり」 と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実際には、

振袖+帯+重ね衿かさねえり刺繍衿ししゅうえり帯揚げおびあげ帯締めおびじめ

と組み合わせていくことで、ようやく「自分らしい振袖姿」が見えてきます。

同じ振袖でも、小物の合わせ方次第で、

かわいらしくも、
大人っぽくも、
個性的にも、
古典的にもできます。

そして、試着したときは写真を撮っておくのがおすすめです。

鏡で見たときと、写真で客観的に見たときでは、また印象が違います。

後から家族で比較するときにも、とても役立ちます。

6. 振袖の料金で確認しておきたいこと

プランチェック今回実際に説明を聞いてみて、改めて大切だと感じたのが、

「表示されている金額に、どこまで含まれているのか」

を確認することです。

振袖のレンタルや購入では、お店やプランによって、

  • 帯や小物
  • 長襦袢ながじゅばん
  • 草履ぞうり・バッグ
  • 髪飾り
  • 前撮りまえどり
  • 成人式当日の着付けきつけ
  • ヘアセット
  • 写真

など、セットに含まれる内容が異なることがあります。

振袖選びで確認しておきたいチェックリスト

振袖の価格だけでなく、契約前に「何が含まれているのか」「別料金になるものはあるのか」も確認しておくと安心です。

✔️ 草履・バッグはセットに含まれている?
好みのものを選ぶ場合、別途購入や追加料金が必要になることも。

✔️ 前撮りサービスはある?
撮影料だけでなく、着付け・ヘアセット・写真代まで含まれているか確認。

✔️ 成人式当日の着付けサービスはある?
着付けの料金に加えて、当日の着付け会場や受付時間もチェック。

✔️ 当日のヘアセットはある?
着付けと同じ会場でできるのか、美容室を自分で予約する必要があるのか確認しておきましょう。

✔️ 髪飾りはセットに含まれている?
レンタル・購入・持ち込みのどれになるのかも確認。

✔️ 肌着や着付け小物はセットに含まれている?
自分で用意するものがないか、事前に聞いておくと安心です。

✔️ セット外の帯や小物を選ぶと追加料金がかかる?
帯・重ね衿・帯締め・帯揚げなど、選ぶものによって追加料金が発生する場合があります。

✔️ 成人式後の振袖の返却方法・期限は?
いつまでに、どこへ返却するのかも忘れずに確認。

✔️ 最終的に必要な総額はいくら?
振袖の表示価格だけでなく、前撮り・成人式当日・小物なども含めた総額で確認しておくのがおすすめです。

「振袖はいくら?」だけでなく、「成人式が終わるまでに何が必要?」という視点で確認しておくと、お店同士を比較するときにも分かりやすくなります。

振袖は成人式という大切な日に着るもの。

本人が本当に気に入っているか、ご家族の予算に合っているか、必要なサービスが含まれているかを確認して、納得して選ぶことが大切だと改めて感じました。

7. 試着後に娘へ聞いた「振袖選びの本音」

本音展示会を出た後、娘に、

「実際に振袖を着てみてどうだった?」

と聞いてみました。

すると最初に出てきたのが、

「地味な振袖は、思っていたより似合わないかも」

という感想でした。

展示会へ行く前は、 「寒色系で、柄があまりないものがいい」 と言っていた娘。

ところが実際に顔に合わせてみると、

「ある程度華やかな方がいいかもしれない」

と思ったそうです。

これは、今回の振袖選びで一番大きな発見だったかもしれません。

さらに、ほかのお嬢様が着ていた振袖を見て、 「黒もいいかも」 と新しい候補まで出てきました。

最初は寒色系希望。
紫が好き。
赤は着たくない。
柄は少なめがいい。

そう思っていても、実際にいろいろな振袖を見ることで、少しずつ希望が変化していきます。

もう一つ、娘から聞いて印象に残った言葉があります。

それは、

「スタッフさんが一生懸命選んでくれているから、好みじゃないと思っても『これは違う』って言いにくかった」

ということ。

これは普段、お客様をお迎えする側にいる私にとっても、とても大きな気付きでした。

お嬢様によっては、 「せっかく出してもらったから」 「似合わないって言ったら悪いかな」 と遠慮してしまうこともあるのだと思います。

そんなときは、お母様から、

「もう少し明るい方が好きみたいです」
「これは少しイメージと違うかな」

とフォローしてあげるのもいいですね。

もちろん、

「これは違う」という感想も、振袖選びでは大切なヒントです。

好みを伝えていただけるほど、次におすすめする振袖をより希望に近づけることができます。

試着の時の髪型も、「アップヘアで行けばよかった。普段の髪型だとイメージがわかなかった」と。

8. 振袖選びは1日に何店舗も回れる?

まずは試着振袖選びを始めると、 「せっかくだから1日に何店舗か回って比較しよう」 と考える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、今回試着を終えた娘の第一声は、

「暑い!疲れた!」

でした。

振袖を羽織って、色を比べて、帯を合わせて、小物を選んで、写真を撮って……。

思っていた以上に時間も体力も使います。

何店舗も続けて回ると、最後には、

「最初のお店で着たのって、どんな振袖だった?」
「結局どれが一番似合っていた?」

と分からなくなってしまうことも。

今回実際に体験してみて、個人的には、

1日1店舗くらいで、ゆっくり見る

くらいでも十分だと感じました。

気になる振袖は写真に残しておき、家に帰ってから親子でゆっくり見返してみるのもおすすめです。

9. 振袖試着でチェックしておきたい8つのポイント

8つのポイント① おおよその予算を決めておく

レンタル・購入を含めて、まずはご家族で予算の目安を話しておくと選びやすくなります。

② 「好きな色」と「避けたい色」を伝える

好きな色だけでなく、「これはあまり着たくない」という色も振袖選びの大切なヒントになります。

③ 本人が選んだ振袖だけに絞らない

お母様やスタッフさんが「似合いそう」と思った一枚も、ぜひ顔に合わせてみてください。

④ 振袖だけで判断しない

帯や小物まで合わせると、振袖単体で見たときとは印象が大きく変わります。

⑤ セット内容と追加料金を確認する

表示価格だけではなく、何が含まれているのかを確認しておきましょう。

前撮りまえどりや成人式当日の内容も確認する

着付けきつけ、ヘアセット、写真撮影など、成人式当日までに必要なサービスも確認しておくと安心です。

⑦ 試着写真を撮る

後から家族で比較できるよう、できれば正面だけでなく全身写真も残しておきましょう。

⑧ 遠慮せず好みを伝える

「好き」だけでなく、 「これは少し違う」 「もう少し華やかにしたい」 という感想も、遠慮せず伝えて大丈夫です。

10. 「好き」と「似合う」は違う?まずは試着から

今回、18歳の娘と振袖選びを体験して、一番感じたことがあります。

それは、

振袖は、実際にお顔に合わせてみないと分からない

ということでした。

「柄が少なくて暗めの寒色系がいい」 と思っていた娘が、実際に試着した後には、

「地味すぎるものは違うかも」
「もう少し華やかな方がいい」
「黒も着てみたい」

と話していました。

好みが変わったというより、

「自分が好きな振袖」と「自分が着たときにいいと思える振袖」は、必ずしも同じではない

ということに気付いたのだと思います。

だからこそ、振袖選びを始めるときから、 「絶対この色」 「この柄に決めなくちゃ」 と考えなくても大丈夫です。

「紫が好き」
「赤はあまり着たくない」
「柄は少なめが好き」

そんなところからスタートしてみてください。

そして、実際に何枚か振袖をお顔に合わせて比べてみると、

「思っていたより似合う!」
「これは少し違うかも」

と、少しずつ自分の好みが見えてきます。

今回、私自身がお客様側として娘の振袖選びを体験したことで、

お嬢様が迷う気持ち、
お母様と好みが違うときの難しさ、
スタッフに「これは違う」と言いにくい気持ちなども、改めて実感することができました。

この経験も、これから振袖選びをされる皆様のお手伝いに生かしていきたいと思います。

成人式の振袖選びは、振袖を決めるだけではありません。

お母様とお嬢様で、

「こっちが似合う!」
「私はこっちが好き!」
「意外とこの色もいいね」

と話しながら選ぶ時間も、成人式までの大切な思い出になります。

ふじもと呉服店では、

「まだ何色にするか決めていない」
「自分に何色が似合うか分からない」

という方も大歓迎です。

まずは、いろいろな振袖をお顔に合わせてみませんか?

お嬢様の「好き」と「似合う」を一緒に探すお手伝いをさせていただきます。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

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