スタッフブログ
こんにちは。
山口市米屋町商店街の振袖・呉服専門店「ふじもと」の立石です。
夏休みやお盆休みを迎えるころになると、18歳前後のお嬢様とお母様から、成人式の振袖についてのご相談が増えてきます。
「友達はもう決めたみたい。今からでも間に合う?」
「娘と私の好みが合わず、話が進みません」
「写真を見すぎて、何色が似合うのか分からなくなりました」
このようなお悩みは、決して珍しくありません。
受験や進学、就職、アルバイトが始まると、親子でゆっくり振袖を選べる日は意外に限られます。
親子の予定を合わせやすく、新作振袖や新作小物も見られる夏休みは、振袖選びを始める絶好のタイミングです。
この記事の目次
「娘と好みが合わない」ある親子の振袖選び
以前、18歳のお嬢様とお母様が振袖選びに来られました。
お嬢様が希望されていたのは、白を基調にした、柄の少ないすっきりとした振袖です。

一方、お母様が希望されていたのは、赤地に古典柄が描かれた華やかな振袖でした。
「成人式なのだから、若い今しか着られない色を選んでほしい」
「白では、写真に写ったときに地味に見えないか心配です」
そう話されるお母様に、お嬢様は少し寂しそうな表情で言われました。
「私が選んだ振袖は、全部否定されるんです」
お二人とも成人式を大切に思っているからこそ、意見がぶつかってしまったのです。
そこで私たちは、お嬢様が選んだ白の振袖と、お母様が選んだ赤の振袖を両方試していただきました。
白の振袖を羽織ると、お嬢様の表情がぱっと明るくなりました。
ただし、淡い色の帯を合わせると、全体が少しぼんやり見えます。
そこで格調のある金の帯を合わせ、重ね衿と帯締めに深い赤を加えました。

すると、お嬢様が希望する今っぽさを残しながら、成人式らしい華やかさが生まれました。
お母様は「白でも、こんなに華やかになるんですね」と安心されたご様子。
お嬢様も「これなら、お母さんの好きな赤も入っているね」と笑顔になりました。
振袖選びは、母娘のどちらかが我慢するものではありません。
お嬢様の「自分らしく着たい」という気持ちと、お母様の「華やかに祝ってあげたい」という思いを、帯や小物で一つにできることがあります。
夏休みに振袖を選ぶ3つのメリット
1.親子で予定を合わせやすい
学校や仕事がある時期は、親子でまとまった時間を取るのが難しいものです。
進学や就職で県外にお住まいのお嬢様は、山口へ帰省できる日も限られます。
夏休みやお盆休みなら、ご家族の予定を相談しながら来店しやすくなります。
2.豊富な振袖から比較できる
早く動くメリットは、急いで契約することではありません。
たくさんの振袖を試し、親子で相談しながら、納得できる一枚を探す時間を持てることです。
「好きな色がまだ分からない」という方こそ、選択肢が豊富なうちに試着してみましょう。
3.前撮りや成人式当日の準備を進めやすい
振袖選びで見落としやすいのが、前撮りや成人式当日のヘアメイク、着付けの時間です。
成人式当日は、多くのお嬢様の希望が同じ時間帯に集中します。
振袖だけでなく、前撮りや当日の支度まで見通しておくことが、成人式当日の安心につながります。
この夏の新作振袖をご紹介
この夏、ふじもとには新作振袖が続々と入荷しています。
白や水色などの淡い色から、赤紫や青緑などの深みのある色まで、雰囲気の異なる振袖がそろいました。
白地×モノトーンの大人っぽい振袖
白地に黒やグレーの花を描いた振袖は、甘さを抑えた大人っぽい一枚です。
白地の明るさがありながら、黒の花柄が全体を引き締めてくれます。
黒やシルバーの帯、小物を合わせれば、すっきりとしたモードな装いを楽しめます。

赤紫に白い花が映える華やかな振袖
深みのある赤紫に、白やピンクの花が描かれた新作振袖です。
落ち着いた地色に明るい花が映え、華やかさと大人っぽさの両方を感じられます。
柄には金彩も使われており、近くで見ると、花びらや葉の細かな表現まで楽しめます。


淡い水色と青い花が涼やかな振袖
淡い水色に、青、紫、白の花を描いた振袖は、透明感のあるやさしい色合いが魅力です。
柄には濃い青や紫も使われているため、淡い色でも全体がぼやけず、写真にも美しく映えます。
白やシルバーの帯で上品にまとめるほか、紺や紫の小物で引き締めるのもおすすめです。


白地×青緑の清楚な振袖
白地に青緑やグレーの花を描いた振袖は、清楚で落ち着いた雰囲気です。
白を着たいけれど、甘すぎる装いにはしたくない方にもおすすめです。
青緑の小物なら統一感のある装いに、黒や金を加えれば、より大人っぽい印象になります。


深い青緑が印象的な個性派振袖
深い青緑に、白や黒、グレーの花と流水文様を配した振袖は、凛とした雰囲気の一枚です。
「かわいい」よりも「かっこいい」「大人っぽい」「人と違う雰囲気にしたい」というお嬢様におすすめです。
モダンな色使いの中に、扇などの古典的な意匠も取り入れられています。


新作小物で自分らしいコーディネートに
新作は振袖だけではありません。
帯締めやレース小物、ショールなど、新しいコーディネート小物も入荷しています。
帯締めには、ビーズやきらめく飾りを使ったデザインもあります。
同じ振袖でも、帯締めを変えるだけで、上品、かわいい、モードなど、完成した印象が変わります。

手元を華やかに見せるレース小物も注目されています。
成人式では、バッグを持った手や、友達と撮る写真に手元がよく写ります。
レースをさりげなく取り入れることで、振袖姿に今っぽいかわいらしさを加えられます。

白いショールには、パール調の飾りが付いた新作もあります。
顔まわりを明るく見せながら、成人式らしい華やかな写真を残せる小物です。

最新パンフレットで好みを見つけよう
「どのような振袖が好きか分からない」という方には、最新パンフレットもご用意しています。
パンフレットには、新作振袖だけでなく、帯や小物の合わせ方、ヘアスタイルなど、成人式の装いを考えるヒントが詰まっています。
まずは、お嬢様が「かわいい」と感じたページを選んでみてください。
選んだ振袖の色が違っても、並べると「大きな花柄が好き」「すっきりした色使いが好き」「白い帯が好き」など、共通する好みが見えてきます。
お母様にも気になるページを選んでいただくと、母娘それぞれが大切にしたいポイントも分かります。

パンフレットで気になる振袖を見つけたら、ぜひ実物を試着してみてください。
写真で見たときと、実際にお顔の近くへ当てたときでは、色や柄の印象が変わることがあります。
新作振袖は「見るだけ」でなく試着して比べましょう
新作振袖を選ぶときは、最初から一色に絞りすぎないことが大切です。
例えば、白が気になっている方も、白地の振袖だけでなく、水色、赤紫、青緑など、雰囲気の異なる色を一度試してみてください。
振袖は洋服よりも広い面積を色柄が占めるため、実際に羽織ると、カタログやハンガーで見たときとは印象が変わります。
「自分には派手すぎる」と思っていた色でお顔が明るく見えたり、反対に、好きな色でも柄の大きさによって少し寂しく見えたりすることがあります。
ふじもとでは、まずお嬢様が気になる振袖を試し、次にお母様やスタッフがおすすめする振袖も羽織っていただきます。
異なる色を比べることで、ご本人も気づいていなかった「似合う色」や「好きな雰囲気」が見つかることがあります。
鏡だけでなくスマートフォンでも確認
試着中は、鏡だけでなくスマートフォンでも撮影してみましょう。
正面の全身写真に加えて、少し離れた位置、斜め、上半身など、角度を変えて撮るのがおすすめです。
成人式当日は、会場で友達と並んだ写真や、座った状態の写真、顔に近い上半身の写真をたくさん撮ります。
振袖の裾まで見える全身の印象だけでなく、顔まわりにどの柄が見えるかも確認しておくと安心です。
候補が複数ある場合は、同じ場所、同じ角度、同じ表情で撮影すると比較しやすくなります。
振袖を着た瞬間のお嬢様の表情にも注目してください。
本当に好きな振袖を羽織ったときは、自然に笑顔になったり、姿勢が伸びたりするものです。
小物を変えて完成形を確かめる
振袖本体が決まっても、コーディネートはまだ完成ではありません。
同じ振袖でも、帯、重ね衿、帯揚げ、帯締めを変えると、全体の雰囲気が大きく変わります。
白地の振袖に黒やシルバーを合わせれば、すっきりとした大人っぽい印象になります。
赤やピンクを加えれば、かわいらしさと成人式らしい華やかさが生まれます。
青緑や深い紫を差し色にすると、落ち着きのある個性的な装いも楽しめます。
新作の帯締めやレース小物も実際に合わせながら、「かわいい」「上品」「かっこいい」など、なりたいイメージに近づけていきましょう。
ふじもとのスタッフは、振袖を選ぶだけでなく、帯や小物を含めた完成形まで一緒に考えます。
「好きな振袖はあるけれど、どう合わせればよいか分からない」という方も、安心してご相談ください。
ふじもとの振袖が人と被りにくい理由
成人式には、地元の友達や同級生が一斉に集まります。
だからこそ、「会場で友達と同じ振袖にならないか心配」というお嬢様もいらっしゃいます。
ふじもとでは、同じ地域の成人式で振袖が重ならないよう、1地域につき1柄でご案内しています。
一度ご成約いただいた振袖を、同じ地域の成人式用として再入荷することもありません。
店内には、レンタル振袖と購入振袖を合わせて400枚以上をご用意しています。
同じ振袖を再入荷することはありません。
気になる振袖がある方は、選択肢が豊富なうちに試着してみることをおすすめします。
振袖選びでよくある失敗
SNSの写真だけで決めてしまう
同じ色でも、明るさや柄の大きさによって、お顔映りは変わります。
写真では候補に入れていなかった振袖が、試着すると一番似合うことも珍しくありません。
振袖だけを見て決めてしまう
振袖姿は、着物だけでは完成しません。
帯、半衿、重ね衿、帯揚げ、帯締め、髪飾りによって印象は大きく変わります。
ふじもとでは、帯や小物まで合わせ、完成した姿をイメージしながらご提案します。
表示価格だけで比較してしまう
帯や小物、草履、バッグ、前撮り、ヘアメイク、着付け、写真など、何が含まれているかを確認しましょう。
「成人式当日までに、ほかに必要な費用はありますか?」と確認しておくと安心です。
試着におすすめの服装・髪型・持ち物
試着には、首元がすっきりしたシンプルなワンピースや、薄手のトップスがおすすめです。
厚手のパーカー、フード付きの服、ボリュームのあるニットは、振袖の衿元を確認しにくくなります。
髪が長い方は、首周りがスッキリするよう簡単にまとめておくと、振袖姿を想像しやすくなります。
持ち物は必須ではありませんが、次のものがあると便利です。
- 気になる振袖の画像
- 希望する髪型や髪飾りの画像
- 成人式の年と参加予定地域のメモ
- 試着姿を撮影するスマートフォン
ママ振袖をご相談される場合は、振袖、帯、長襦袢、草履、バッグ、保管されている小物を可能な範囲でお持ちください。
この夏、親子で試着してみませんか?
振袖は、掛かっている状態だけでは、本当に似合うか分かりません。
実際に羽織り、帯と小物を合わせることで、初めて完成した印象が分かります。
新作振袖や新作小物を見てみたい方、最新パンフレットを見ながら相談したい方も、どうぞお気軽にご予約ください。
「まだ下見だけ」
「母娘の意見が合わないので相談したい」
「ママ振袖と新しい振袖を比べたい」
そのようなご来店も大歓迎です。
振袖は何枚でも無料でご試着いただけます。
事前にご予約いただくと、スタッフがお嬢様とご家族の希望をゆっくり伺いながらご案内できます。
この夏、ふじもとで“人と被らない運命の一枚”を探してみませんか?






