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振袖を自分好みにコーディネートするポイントって?

おはようございます。
山口市にあります、ふじもと呉服店呉服部の山本です。

今年も暑かった夏でしたが、明日から10月に入り、秋の気配が感じられるようになってきましたね。

ススキ
夏休み中、成人式の振袖選びのご相談で、沢山の方にご来店いただきました。
有難うございました。
この夏のご来店の様子を思い出してみると、改めて、
「お嬢様方の振袖やコーディネートへのこだわり」
を強く感じました。
「こんな風にしたい」や
「こんな風にはしたくない」
というイメージをそれぞれがしっかりお持ちで、振袖選びや小物のコーディネートをする際にそれぞれの「こだわり」が、私たちにもしっかり伝わってきました。
「振袖をよりかわいく、より自分好みに着たい」
というお嬢様方のお気持ちは、
「そのご希望を叶えたい!」
という私たちスタッフの励みにもなります。
そこで今回は
「振袖を自分好みにコーディネートするポイント」
について書いてみたいと思います。

 

目次

エメラルドグリーン振袖

 

 

①半襟

長襦袢に付ける半襟ですが、振袖の場合は刺繍のあるタイプが一般的です。
刺繍といっても色々な柄があり、ベースとなる半衿の生地の色にも白やクリーム・ピンク・黒など様々あります。
写真を撮る際、襟元は必ず写るので、最もこだわりたい部分の一つです。
振袖の胸元の柄と色、重襟との色のバランスを見ながら決めていきましょう。

刺繍半衿白

同じ白地に白と金の刺繍でも、柄が違うとこれくらい雰囲気が変わります。

 

カラフル刺繍半衿

刺繍の柄、糸の色が違うと、もっと雰囲気が違ってきます。

 

レースの半衿

最近は、このレースのタイプも人気です。

この他にも沢山の種類があるので、お好みの物を選んでいただけると思います。

 

 

②重襟

半襟と同じく、写真を撮る際に必ず写る部分です。
加えて重襟の色で、全体的な雰囲気が変わってくるので、しっかりこだわりたい部分です。
振袖の色とのバランスはもちろんですが、襟元にお気に入りの色を入れるのもいいと思います。
それぞれ普段から「好きな色」があると思います。その色を小物のどこかに加えることで、よりお好みのコーディネートになりますし、その小物のどこかを顔に近い重襟にする事で、写真にもしっかり残せておススメです。

同じ赤の重襟でも、濃淡があったり、金やピンクと合わせてあったり、赤&金&抹茶の三色だったりと、様々な色合わせがあります。

最近人気の三色のタイプも、色の合わせ方で、表情が違ってきます。

ご紹介したものはごく一部で、この他にも単色のものも含め沢山あり、どんなお好みにも対応できると思います。

 

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重ね衿や半衿って?振袖選びでは衿元にこだわろう!

 

③帯締め

ここ数年で、色やデザインがより豊富になったのが帯締めです。
色も、同じ赤でもピンクに近いものから、エンジに近いものまで様々です。
デザインも、真ん中に花などの飾りが付いていたり、締めた部分を少しアレンジするだけで、水引きの様な風にできるものもあります。
飾りの部分のデザインや、紐の部分の糸の組み方によって、雰囲気がそれぞれ違います。
選ばれた振袖や袋帯はもちろんですが、お嬢様の体格によって飾りの大きさと全体のバランスを見て、選ばられるといいと思います。

同じ赤でも、花の色が違うとこんな風に違ってきます。

同じデザインでも、色が違うとこんな風に違ってきます。

同じ黒でも、デザインの違いで、こんな風に違ってきます。

こちらもご紹介できたのはごく一部ですので、是非お店で確認してみてください。

 

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探索レポート第2弾[帯締め編]

 

④帯揚げ

色も生地感も様々です。
振袖と袋帯の間に、帯揚げを差し色に使うことが多いですが、あえて目立たない色を選びコーディネートする場合もあります。
こちらも仕上げたい振袖の雰囲気に合わせて、選んでいきます。

ふじもとで一番選ばれている、金糸が織り込んであるタイプです。

色のバリエーションが豊富なのが人気の理由です。

こちらも金糸が織り込んであるタイプですが、生地感や、織り方がまた違っているタイプです。

昔から変わらず人気の絞りのタイプも、色やデザイン、絞り方で雰囲気が様々です。

最近人気のレースのタイプです。

織り方などの生地感は、是非直接目で見て、手で触れてみてお選びいただきたいと思います。

 

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探索レポート第1弾[帯揚げ編]

 

⑤草履バッグ

ふじもとで選んでいただく草履バッグのほとんどは、草履とバッグがセットになっているタイプで、バッグと草履の鼻緒の部分に帯地(袋帯の生地)を使っています。

振袖草履バッグ
草履の台の部分が厚くなっていて、身長がより高くなるタイプが人気です。
草履の台の色はもちろんですが、バッグのデザインで選ばれる方が多いです。
バッグを全体の中の「ワンポイントのアイテム」として選ぶか、あまり目立たない様に全体に馴染ませる様なデザインを選ぶかもお好み次第です。
バッグの色もですが形や大きさも様々あり、こちらもお嬢様の体格に合わせてバランスを見られるも大事だと思います。

 

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成人式間近!実用編 ~草履を選ぶ前に知っておいてほしいこと~

 

⑥髪飾り

こちらもとても多様化しています。
祇園の舞妓さんが付けている、ちりめん生地を使ったつまみ細工タイプや、洋花のタイプや、ドライフラワーのタイプ、など形や大きさなど様々です。
今はスッキリしたタイプの髪型が流行っているので、髪飾りの違いがより引き立つように思います。
髪飾りだけ浮いてしまわない様、振袖の全体的な雰囲気とお嬢様の雰囲気に合わせた物を選びたいですね。

ちりめん生地を使ったつまみ細工のタイプ。

最近人気の水引きを使ったタイプ。

洋風。

こちらは、飾りの一つ一つが独立しているタイプで、アレンジがしやすく、人気です。

 

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新作髪飾りと、人気ヘアアレンジ2トップご紹介♪

振袖選びのお手伝い[髪飾り編]

どう魅せる?振袖ヘアは髪飾りにもこだわろう!

 

⑦ショール

ショールはファッションで身に付けるものだと思っておられる方もいらっしゃると思いますが、首元の寒さを防ぐための防寒アイテムです。
水鳥の白くフワフワした物が一般的ですが、この様な毛皮のタイプもあります。
特に右の小さいタイプでしたら、振袖の胸元の柄もしっかり見えますし、普段のコートの上からや、ドレスの際にも着用していただけるので、人気です。

 

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振袖選びのお手伝い[ショール編]

 

いかがだったでしょうか?
ふじもとにもご来店いただきましたら、上記の一つ一つをゆっくり時間を掛けて選びコーディネートさせていただきます。
このコーディネートがとても楽しく、お嬢様やご家族様はもちろんですが、私たちスタッフも楽しくお手伝いさせていただいています。

「百聞は一見にしかず」
是非ご予約ご来店くださり、ご相談くださいませ。
真心を込めてお手伝いさせていただきます。

 

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