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探索レポート第2弾[帯締め編]

登録日：2022.04.15

お知らせ成人式振袖振袖小物振袖選び

山口ではそろそろ桜の季節も終わりを迎えそうですね。

私は枝いっぱいに桜が咲いている姿を見るのも好きですが、桜の花びらで道に広がってこの時期しか見れない桜の小路を見るのも好きです。

今年は満開になる前に雨が降ってくれたお陰で、お花見の期間がゆっくりとれたんじゃないかと思っています！

来年は山口の各所の桜スポットを制覇して行きたいと思っています。

こんにちは！フォトスタジオfestaの大澤です！

前回の第1弾では「帯揚げ」についてのブログを書かせていただきました。

前回はブログはこちらになります。

▷ 探索レポート第1弾[帯揚げ編]

私の書かせていただくブログの目標は、「読んで下さる方が知っておいて損は無いものをお届けすること」です。

成人式は一生に一度しかない節目です。
その１回を自分らしく、自分に合ったお着物を着ていただきたいと思っています。
その為には、小物の使い方や流行りの色や素材を知って御来店されると、お着物を選ぶのがより楽しくなるに違いありません！

さて、本題に入りましょう。

本日のテーマは「帯締め」です。

帯締めとは、帯が崩れないように締める紐のことで、帯の上で最後に結びます。

着物全体の中央部分にあるので、色や全体の雰囲気の変化のコーディネートとしての役割もあります。

帯締めの主要な種類は「平組(ひらぐみ)」「丸組(まるぐみ)」「丸絎(まるぐけ)」の3種類になります。

平組(ひらぐみ)

古典的なお着物で主流とされているタイプのものになり、締まりが良くどのような着物、帯にでも合わせやすいことから、カジュアルなものからフォーマルなものまでさまざまなタイプのものがあるのが特徴です。
平打ちの中にも数種類あり、紐の組み方によって〝高麗組(こうらい)〟〝唐組(からみ)〟〝冠組(ゆるぎ)〟などに分けられています。

丸組(まるぐみ)

結びやすいのが特徴で初心者でも扱いやすいとされています。
こちらも、カジュアルからフォーマルまで合わせやすく、
太めのものや飾りがついたものなどは、成人式などに使われることが多くなっています。
断面が丸いことも特徴の一つで、複数の色を使っていたり装飾が施されていたりと、比較的自由なつくりのものが多くなっているのも丸組の特徴です。

華やかな古典系の帯締めで、成人式や結婚式などによく使われるタイプになっています。

丸絎(まるぐけ)

丸く巻いた布に綿を詰めたものが丸絎です。

綿が入っているので、ほかの帯締めよりもボリュームがあり豪華で存在感があるということが挙げられます。
振袖用の丸ぐけは色鮮やかな刺繍が施されているものが多く、ふっくらとしていて立体感があるので、インパクトがあります。

振袖用の帯締めって？

振袖用の帯締めは、絢爛豪華で個性的なものが多いです。
基本的には、平組でも丸組でも丸ぐけでも、どのタイプの帯締めでも振袖に合わせることが可能です。

振袖用の帯締めは種類問わずに華やかな装飾になっており、近年では飾り部分に白いパールと金のパールをあしらえたお花や、つまみ細工でできた大振りなお花にきらきらと輝くパーツを載せたものまで多種多少です。
どれを選ぶのが正解、マナーとしてはこの帯締めがいいということもないので、自分の好みの帯締めを選ばれてください！
ただし、留袖用や喪服用の帯締めを使うのはNGになるので注意が必要です。

振袖にはどんな帯締めが合うの？

一概に規定は無いです。

選ぶ時のポイントは着物に使われている色から一色取ったり、振袖に使われている色の補色を選ぶとまとまりが良いと言われています。

振袖や帯の柄と色の主張が強い場合

▷帯締めをシンプルにすると色味が引き締まって見える

例)色を使っていない単色にする。

飾りのシンプルなものにする。など

振袖や帯の柄の主張が控えめな場合

▷帯締めを豪華にすることでバランスがよくなる

例)ボリュームのある大柄の飾りにする。

トンボ玉やパールの付いたものにする。

艶やかな色や派手な色にする。

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ふじもとでは色味を幅広く取り揃えています。

濃い色から淡い色までご用意しているので、トータルコーディネートした時に差し色に合ったお色味を見つけることが出来ると思います。

どうでしたか？

振袖の柄や帯の柄に合わせてお花やお色味を合わせるのもまた素敵なコーデになると思いますので、ぜひ沢山悩まれてください！

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