スタッフブログ
こんにちは。
山口市米屋町商店街にあります、ふじもと呉服店スタッフの立石です。
今回は、呉服店スタッフとしてではなく、一人の母として体験した「娘の二十歳の集い(成人式)」のリアルな一日について書かせていただきます。
うまくいったこともあれば、「これは完全に失敗だった…」という場面もありました。
これから令和10年・令和11年に二十歳の集いを迎えるご家庭にとって、少しでも参考になればという思いで、あえて正直にお話しします。

目次
1.はじめに|母として体験した二十歳の集い
2.成人式当日のリアルな失敗談
3.着付け会場で感じた現場の空気
4.成人式当日の流れと会場の様子
5.やっておいて良かった準備
6.成人式をきっかけに生まれた妹の気持ちの変化
7.だからこそ、振袖準備は早めがおすすめ
1.はじめに|母として体験した二十歳の集い
この記事を書こうと思った理由
成人式は華やかなイメージですが、親目線では想像以上にやることが多く、当日は時間との勝負でした。美容室の遅刻、足袋のこはぜ、バッグに入らないスマホ、招待ハガキの忘れ物など、準備したつもりでも想定外が起きます。
一方で、トイレのタイミングや顔剃り・前髪カットの計画、そして高校生の頃からふじもと呉服店で準備してきたことで、当日の着付けは落ち着いて進みました。
失敗も成功も含めて、これから迎えるご家庭の「安心の材料」になれば嬉しいです。
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令和10年・11年成人のご家族へ
この記事は、令和10年・11年に二十歳の集いを迎えるお嬢さまとご家族(特にお母さま)に向けて書いています。
進学や部活、受験・就活などで忙しい時期は、成人式準備が後回しになりがちです。でも当日を迎えて実感したのは、準備はギリギリになるほど大変になるということでした。
振袖選びは色だけでなく、小物合わせ、前撮り時期、当日の動線や持ち物、防寒まで決めることがたくさんあります。さらに最近は「姉の成人式を見て妹の気持ちが動く」ケースも多く、うちもまさにそうでした。
迷っているなら、まずは試着だけでも早めに。羽織ってみると印象が変わり、準備が一気に現実的になります。ふじもと呉服店では高校生のうちから試着やママ振・姉振の相談も可能です。
2.成人式当日のリアルな失敗談
美容室予約に遅刻して焦った朝
美容室は10時30分予約。「9時に起きたらいいかな」と、のんびり準備してしまい遅刻。
妹の送迎が朝入っていたのもあり美容室から電話が来て、背筋が凍りました。
当日は美容室も着付け会場も予約が詰まっているので、遅れると迷惑がかかります。
成人式当日は「予定より早めに動く」を徹底した方が安心だと痛感しました。
足袋・こはぜ・足袋タイツの落とし穴
足袋は想像以上に時間がかかりました。特に銀色の「こはぜ」は慣れていないと止めにくく、焦るほど手が動きません。
さらに足袋用タイツを初めて履いたら滑りが悪く、足の指が入りにくいという盲点も。
足袋は家で一度試しておく、家族に手伝ってもらう前提で段取りを組むのがおすすめです。
和装バッグとスマホ問題
和装バッグを買った頃は普通サイズのスマホでしたが、今は機種変をして大きめのスマホに変わっていたので、まさかのでバッグに入りにくい!
妹に頼んで、無事入りましたがスマホの機種変する時に、バッグサイズを気にするべきでした。
ハンカチ、ティッシュ、スマホ、招待ハガキに加え、寒い日はカイロ。リップなどメイク直し。
バッグの容量には限界があるので、試着の時点で「入るか・使いやすいか」まで確認しておくと安心です。
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招待ハガキ忘れ・送迎ミス・つけ爪トラブル
当日は妹の送迎も重なり、山口駅に迎えに行ったら湯田駅で待ってて…という勘違いで時間のロス。
成人式当日は、できれば他の用事を入れない方がいいと実感しました。
さらに招待ハガキを忘れて取りに戻る失態も。前日に確認したらバッグに入れておくなど、置き場所ルールが必要です。
つけ爪は着付け後に車で付けたのですが、最初についていたテープを前撮りで使ったので
粘着力が強いタイプに変えた所コツが要り、意外と時間がかかりました。直前に一度リハーサルしておけばよかったと思います。
メイク道具の残量チェック不足
母がメイクに口出すの嫌かなぁと、メイクは娘に任せていたのですが、当日にお気に入りの口紅がほとんど残っていないことが判明しました。
ネット購入品で当日すぐに、代わりを用意できず焦りました。
最近、就活用コスメをフルセット買ってあげたばかりだったので、油断していました。
成人式で使いたいものは別。口出しではなく「当日困らないように、使うものだけ一緒にチェックしよう」という形で事前確認しておくと安心です。
3.着付け会場で感じた現場の空気
着付けは「予約時間ぴったり開始」ではない
我が家の着付けは予約は11時30分開始予定でしたが、会場に着いた時点ですでに10人以上が着付け中、待機椅子にも7人くらい並んでいました。
予約時間は「目安」であり、必ずその時間に始まるわけではありません。だからこそ、前後の予定には十分な余裕が必要だと感じました。

ふじもとで準備していた安心感
娘は高校2年生の頃から、ふじもと呉服店で振袖選びをし、前撮りや着付け教室でもお世話になっていました。
そのため、会場では顔なじみのスタッフに声をかけてもらいながら、和やかな雰囲気で着付けが進みました。親としても、これは本当に心強かったです。
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着付けお直し隊がいる心強さ
「会場には着付けお直し隊がいるから、もし着崩れても大丈夫ですよ」と声をかけてもらい、当日の安心感がぐっと増しました。
振袖は着て終わりではなく、「当日も見守ってくれる人がいる」という環境が大切だと実感しました。
4.成人式当日の流れと会場の様子
渋滞と受付時間の現実
当日は9号線が渋滞しており、市民会館前で娘を降ろした時には、他のお嬢さんたちも次々と車から降りて会場へ向かっていました。
13時受付には間に合いませんでしたが、式典や記念撮影には参加できました。渋滞は想定しておくべきポイントだと感じました。
気温・天候と防寒対策の重要性
今年は−1度〜5度ほどの寒さで、吹雪いた時間帯もありました。
「振袖だから寒い」とは分かっていても、実際は想像以上。
母のお迎え待機は、マフラー、ロングコート、手持ちカイロは必須だと実感しました。
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振袖の色や髪色の傾向
会場では赤い振袖がやはり多く、次いでピンクや白も目立ちました。
ブルー系はあまり目につかず黒や、黒に近いネイビーが多かったように感じました。
髪色は黒髪・茶髪が圧倒的多数で、ハイトーン、振袖に合わせたカラフルな髪色は少ない印象。全体的に「派手すぎない上品な雰囲気」が主流に感じました。
写真はもっと撮ればよかった
「あとで撮ればいい」と思っていたら、意外と時間がありませんでした。
娘も「同窓会の後、プリクラ撮ろう!って思ったけど、ゲーセン閉まってた」と言っていました。成人式当日は、写真を撮る時間を意識的に確保しておくことをおすすめします。
成人式でないと振袖を着てはいけないルールはないので、映えスポットにぜひ振袖を着て出かけて見てくださいね
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成人式当日は予定を詰め込まない
次女の送り迎えを、美容室前と着付け後に挟んだので、結果遅刻しました。
気持ちにも時間にも余裕がなくなります。
成人式当日は、できるだけ他の予定を入れず、「娘優先の一日」にした方が満足度が高いと感じました。
5.やっておいて良かった準備
顔剃り・カット・トイレのタイミング
成人式3日前に、うなじと顔剃りを。前日に前髪カットをやって正解でした。
また、着付け前にトイレを済ませていたことで、式典中に困ることもなく、着崩れも防げたようです。
前撮りで経験できたヘアスタイル
前撮りでは、クラゲヘアー・セーラームーン風・新日本髪で、あんみつ姫風と3パターンのヘアを体験しました。
その経験があったからこそ、当日はシンプルなシニヨンで、スッキリ。
前撮りは「練習の場」としてもとても有効だと思います。
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高校生の頃から準備していた安心感
高校2年生の頃から振袖選びを始めていたことで、当日は「決めきった安心感」がありました。
直前で慌てて決めていたら、ここまで落ち着いて迎えられなかったと思います。
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「振袖を着られて満足」
着付けが終わった娘が、「もう振袖着れたから満足」と言ったのが印象的でした。
振袖選びから当日までの時間そのものが、娘にとって大切な思い出になっていたのだと思います。
6.成人式をきっかけに生まれた妹の気持ちの変化
妹がお姉ちゃんに花束を贈りました
成人式当日、次女が突然
「お姉ちゃんに花束を渡したい」
と言い出しました。
慌てて近くのお花屋さんへ。
予算と希望の色味を伝えると、とても可愛らしい花束に仕上げてくださいました。
会場で待っていると、同じように花束を持って待機しているご家族やお友達、恋人の姿が意外と多く、「成人式って、本人だけじゃなくて、まわりの人にとっても特別な日なんだな」と感じました。
結果として、花束は本当に用意して良かったと思っています。
渡す側の次女も嬉しそうでしたし、受け取った娘もとても喜んでいました。
写真にも残りますし、思い出としても、気持ちとしても、花束はとても温かい存在でした。
同窓会で広がった楽しみ
娘は成人式の前、「同窓会は二時間くらいで帰る」「二次会には行かない」と言っていました。
ところが夜になって電話があり、
「二次会も行ってくるね」
と、声がとても楽しそう。
成人式というと式典や振袖に目が行きがちですが、実際には
・久しぶりに会う友達
・中学時代の担任の先生
・それぞれの進路の話
こうした再会の時間こそが、娘たちにとって一番心に残るのだと思います。
結婚式にも着ていけるのが良いよねと、ドレスを探しましたが意外と売ってなく、ウロウロしました。同窓会では、圧倒的に黒いドレスが多かったそうです。
「成人式には行かないよ」と言っていた妹の心の変化
実は次女は、「成人式行かないよ」と言っていました。
ところが、姉の成人式を間近で見て、振袖姿を見て、同窓会の話を聞いてから、少しずつ様子が変わってきました。
「髪型、どんなのがいいかな」
「振袖、何色が似合うかな?」
「中学の先生とみんなに会いたい」
こうした言葉が、自然と出てくるようになったのです。
理屈で説得したわけでも、無理に勧めたわけでもありません。
ただ「実際の成人式を見た」という体験が、次女の気持ちを動かしたのだと思います。
これは、現場でも本当によくあることです。
「姉の成人式を見て、急に妹が行きたいと言い出した」
「上の子の前撮りを見て、下の子が振袖に興味を持った」
こうした声は、決して珍しいものではありません。
成人式当日にも、ふじもと呉服店に振袖を試着に着ているお嬢様がいらっしゃいました。
思い立ったが吉日ですね
お客様を見ていて感じる「気持ちが動き出す瞬間」
振袖選びをしていて強く感じるのは、
本人の気持ちが動いた瞬間から、準備のスピードが一気に変わるということです。
最初は
「まだ決めなくていいかな」
「興味ないかも」
と言っていたお嬢さまでも、試着して鏡の前に立った瞬間、表情がふっと変わることがあります。
「これ、意外と似合うかも」
「写真撮りたい」
「この髪型もやってみたい」
そうやって、自分ごとになった瞬間から、振袖選びは
「やらされるもの」から「楽しみなイベント」へと変わっていきます。
だからこそ私は、
「迷っていたら、まずは試着だけでもしてみてください」
とお伝えしています。
試着は、契約のためのものではなく、本人が“振袖を着た自分”をイメージするための体験です。
令和10年・11年世代のご家庭も、
「まだ早いかな」と思う時期こそ、実は一番ゆっくり、落ち着いて試着できるタイミングです。
気持ちが動くきっかけは、案外ほんの小さな体験だったりします。
でもその一歩が、後の準備の余裕や当日の安心、そして親子の思い出の質を大きく変えてくれる――
私は、現場でそれを何度も見てきました。
7.だからこそ、振袖準備は早めがおすすめ
準備の余裕が当日の安心につながる
成人式当日は、どれだけ準備していても「想定外」は必ず起こります。
実際に経験してみて強く感じたのは、当日の安心感は、前日までの準備量で決まるということでした。
振袖選び、前撮り、小物合わせ、持ち物チェック、スケジュール確認。
こうした「事前にできること」を早めに整えておくと、当日は焦りではなく「見守る余裕」を持つことができます。
準備を早めに始めることは、決して大げさなことではなく、
親子にとって安心を積み重ねていく行動なのだと思います。
試着体験が気持ちを動かす
カタログやSNSを見ているだけの段階と、実際に振袖を羽織って鏡を見る瞬間。
この二つは、まったく別物です。
現場でもよくあるのが、
「赤が好きだと思っていたけど、着てみたら青の方がしっくりきた」
「派手な柄は似合わないと思っていたけど、意外としっくりきた」
というケースです。
これまでのブログでも
・「好きな色と似合う色が違うときの選び方」
・「カタログより試着が大事な理由」
などを書いてきましたが、実際に体験するとその差は歴然です。
ふじもと呉服店でできるサポート
ふじもと呉服店では、成人式当日までを一つの流れとして考え、トータルでサポートしています。
・振袖の試着(何枚でも可)
・ママ振・姉振のコーディネート相談
・小物のアレンジ提案
・写真館フェスタ併設の前撮り
・着付け教室
・成人式当日の着付けお直し隊
これまでのブログでも、
「ママ振・姉振で後悔しないためのポイント」
「前撮りと後撮りのメリット」
「小物アレンジで印象が変わる理由」
などを詳しくご紹介してきました。
どれも共通しているのは、
「早めに動いた方ほど、選択肢が広がり、満足度が高い」
ということです。
まとめ|先輩ママとして伝えたいこと
成人式は一日限りの行事ですが、準備の時間は2−3年前から始まります。
その時間の中で、親子で振袖を選び、前撮りをし、少しずつ当日を迎える準備をしていく。
その過程こそが、何よりの思い出になるのだと感じました。
実際に経験して思ったのは、
「早く動いておいて本当に良かった」
ということです。
娘が笑顔で振袖を着てくれたこと。
それを少し離れたところから見守れたこと。
親として、これほど嬉しい瞬間はありませんでした。
令和10年・令和11年に二十歳の集いを迎える皆さまへ。
もし少しでも迷っているなら、まずは一度、試着から始めてみてください。
その一歩が、
・準備の余裕
・当日の安心
・親子の思い出
すべてにつながっていくと、私は実感しています。







