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振袖を購入するまでの流れ ~お店では何をするの?~

こんにちは!
呉服部の山下です。

 

この夏も多くの方に振袖を見に来て頂きありがとうございました!

今年も購入、レンタル、ママ振袖、撮影のみなど
いろいろなパターンでお越し頂きました。

レンタル希望でお越しくださる方が多かったのですが、
意外や意外、一番多かったのは購入で決めて頂いた方でした。

今は購入とレンタルでお値段の差があまりないことや、
合わせられる帯が違うこともあり、
購入で決めて頂いた方が多かったです。

その他購入の方がいい理由についてはこちら↓

振袖って買ったらいくらするの?~振袖の購入についてお答えします~

 

まだ振袖を決められてない方の中には、
レンタルにしようか、購入にしようか悩まれている方も
多くいらっしゃると思います。

ですので、今回は振袖プランの中でも一番多い購入プランに焦点を当て、
またその内容と流れについて書かせて頂きます。

 

(1)購入プランの特徴

 

まず最初に、ふじもとの振袖はすべてフルセット
(振袖、袋帯、帯揚げ、帯締め、重ね襟、草履バッグ、振袖用長襦袢、小物セット、ショール、足袋、前撮り1ポーズのセット)になっております。

 

パンフレットのページの隅にあります、
こちらのお値段はフルセット価格になっておりますので、
このお値段で、着付けに必要なものはすべて揃っているということになります。

 

 

そして次に、購入プランの良さは
「自分好みに好きにコーディネートができること」です。

ふじもとではレンタルでも
帯や帯揚げなどの小物も選べますが、
購入に比べて選べる範囲が狭くなっています。

特に草履バッグは、振袖を決めて頂いたときには
貸し出し中のものもありますので
戻ってきてから、合うものを担当スタッフが選ばせて頂くようになります。

また他店だと一式全部決まっているところもあって、
振袖は良くても小物が嫌という場合もあります。

 

ですがそれに対し、ふじもとの購入プランはフルコーディネートで
帯、小物、草履バッグ、そして髪飾りまでご提案させて頂きます!

※髪飾りはフルセットに含まれませんので、ご了承ください。

 

一つ一つ、皆さまとご相談しながら決めて頂けるので
自分だけの、こだわりの振袖一式にして頂けます。

 

 

(2)振袖選びの流れ

ふじもとで振袖を決めて頂く場合の、
大まかな流れはこちらのようになります。

①アンケートに記入
  ↓
②アンケートをもとにどんな振袖がいいかご相談
  ↓
③実際に振袖を見てみる
  ↓
④数着選び出す
  ↓
⑤着装して、数を絞る
  ↓
⑥一枚ずつコーディネートする
  ↓
⑦見積もりを出してご相談
  ↓
⑧決定

これは、購入とレンタルどちらでも同じ流れになります。

違ってくるのは「実際に振袖を見てみる」ところからです。

 

 

③実際に振袖を見てみる

 

ふじもとの店内には、常時400枚近い数の振袖が並んでいます。

 

その中でも「仕立て上がり」の振袖と、「仕立て前」の振袖があります。

仕立て上がりの振袖とは、その名の通り決まった寸法(サイズ)で
すでに作られた振袖になります。

 

こちらは今までにレンタルされたものや、
モデルさんがパンフレットの撮影のために一度着られたもの
などで、寸法が決まっている分、仕立て前の振袖よりはお安くなっております。

もちろん寸法が自身に合っているかどうか、確認させて頂きます。

ですので、寸法さえ合えば、とてもお安く決めて頂けるものになります。

そして仕立て前の振袖とは、お嬢様の寸法に合わせて
作られる振袖になります。

お仕立て代が入るため、仕立て上がりの振袖より高価になりますが、
自分の寸法に合わせられるので、着姿がとっても綺麗になります。

ですので、レンタルよりも購入の方が色、そして柄行きの幅が広く
たくさんある中から選んで頂けるので、自分好みの振袖を
見つけやすくなります。

 

④数着選び出す

 

たくさんある中から気になる振袖を選んで頂きます。

着物は、お洋服とは色と柄のバランスによって
好きなものとは似合うものが違う場合がありますので

選んで頂いたものは一つずつお顔にあててチェックしていきます。

悔いのないよう、少しでも気になったものは
遠慮なく選んで頂いております。

 

⑤着装して、数を絞る

 

選んで頂いたら次は実際に着て頂きます。

 

実際に着てみて
それが似合われるかを確認します。

柄の大きさが身長に合っているか
お顔映りが悪くないか、など
これらはプロでもあてるまではわからないので、
一着一着きちんと確認します。

 

また仕立て上がりでしたら寸法も確認します。

全部を着るのはお嬢様も大変なので、
2枚目以降は振袖を半分に折りたたんだ状態で、
半身にかけて似合うかどうか、
そして他と比べて好きかどうかを見て頂きます。

半身がけ↓

 

ここでできるだけ数を絞っていきます。

 

⑥一枚ずつコーディネートする

 

振袖を選んだら、次は帯や小物を見ていきます。

ここで、また購入とレンタルで違いが出てきます。

レンタルでは、
今までにお貸出したことのある帯の中から選んで頂くのに対し、
購入ではまたお仕立て前の帯からも選んで頂くことができます。

更に、実はふじもとでは振袖にランク分けをしており、
通常だとそのランクと同じランクの帯をつけるのですが、
早くにお越し頂いた方は早期特典として1ランク上の帯もつけることができるのです。

ですので、レンタルに比べてずっと多くの種類の帯から選んで頂けるので、

また更に自分好みのコ-ディネ-トに近づけることができます。

また帯揚げや帯締めなどの小物も、購入の方が種類が豊富ですし、また飾りも豪華になっております。

帯、重ね襟、帯揚げ、帯締め、草履バッグと選んだら
次に刺繍の半襟を選びます。

こちらはセットの品ではなく追加料金になりますので、絶対ではないのですが
この刺繍の半襟をつけるのとつけないのでは華やかさが全然違います。

また半襟の地色も白だけでなく、黒、赤、ピンクなど様々ありますので、
より自分に合った雰囲気に仕上げることができます。

 

また同じく追加になるのが髪飾りです。

こちらは振袖を選ぶときに決めずに他所を見たり、
ネットを見てから選んで頂いても大丈夫なのですが、
後から選ぼうとするとそのときは洋服なので合ってるのかどうかわかりづらかったりします。

ですので、振袖を着ているこのタイミングで選ばれるのが、1番わかりやすく安心だと思われます。

そして最後に長襦袢を選びます。

長襦袢はピンク地ですが袖には別の色がついていて
そこが振袖からチラッと見えるようになっています。

その組み合わせがおかしいとせっかくのコ-ディネ-トに水を刺してしまう
ことになりますので、合う色でお好みの色を選んで頂きます。

 

これで選ぶものはすべてになります。

これらセットに、前撮りのお写真、着付けに必要な小物がすべて入った小物セット、
ショ-ル、足袋、更にネイルチップがついてきます。

このネイルチップはなんと振袖と同じ色、柄を使ってネイリストさんが1つずつ手作りしてくれます。

サイズもお嬢様の爪のサイズに合わせて作りますので、
世界に1つだけのお嬢様のためだけのネイルチップになります。

レンタルだとこのネイルチップはつきません。

爪までコ-ディネ-トできるのは購入プランならではとなっております!

 

 

⑦見積もりを出してご相談

 

コ-ディネ-トが決まったら見積もりをお出しします。

ご納得の上、決めて頂きましたら、
成人式の着付け時間や前撮りの予約、
また採寸などをさせて頂いて完了となります。

ふじもとではお支払い頂いてからお仕立てに出しております。

そこから約3,4ヶ月ほどお時間を頂いてご納品となります。

以上が振袖を見て頂いてからご納品までの流れになります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

参考にして頂けたら幸いです。

この記事の他にも振袖を見て頂く流れについてや
購入プランについて書かせて頂いたものがありますので、
そちらもどうぞ参考にしてくださいませ。

 

振袖を決めるまでの流れ

振袖ってどう準備したらいいの?~お店orWeb?振袖選びのファーストステップ~

振袖選びの流れ ~振袖選びが初めての方へ~

 

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山下