スタッフブログ

ふじもとママ振りプラン~母の振袖を着るために何をしたらいいの?~

登録日:2021.08.06

お知らせ

こんにちは!
呉服部の山下です。

8月に入り、より本格的に夏を感じるようになってきましたね。

また学生さんは夏休みに入った頃だと思います。
この夏は再来年ご成人を迎える方々にとっては振袖選びの最盛期になります。
まだの方は是非、この夏振袖をご覧になってくださいませ。

振袖選びは早い方がいい?それについてはコチラ↓

振袖っていつ選びに行ったらいいの?

振袖選びは今がベスト?その3つの理由についてお答えします。

 

段々と皆さまの動きが早くなられていることもあり、
ご案内に伺うと「もう決めました」というお声を多く頂きますが、

決められた方の中には「母の振袖があるので」というお家もあると思います。

 

ですが、そんなお母様のお振袖(通称ママ振り)も
ちょっと手を加えるだけでとっても素敵になるんです。

ですので今回は、ふじもとがご提案するママ振りプランについて
ママ振りをより素敵に着るにはどうしたらいいかについて、書かせて頂きます。

 

ふじもとママ振りプラン

 

まずふじもとでは、ママ振りをお持ちの方には以下のようなご提案をしております。

・寸法の確認
・クリーニング
・小物替え
・保管方法
・前撮り

 

(1)寸法の確認

 

ふじもとでは最初に、お持ちのお振袖がお嬢様の寸法に合っているかどうかを
確認します。

最近のお嬢様は手足が長く、実際に着てみると裄(袖の長さ)が足りない場合が多々あります。

 

身丈はご身長がお母様とどれぐらい違うかで判断できます。
基本5㎝ほどの身長差でしたら問題なく着て頂けますが、
5㎝以上離れていても実際に袖を通して頂き、着付を工夫することで着て頂ける場合もあります。

 

また、実際に着てみることで顔映りが良いか悪いかなども見ることができますので、
まずは一度着てみることをおススメします。

 

(2)クリーニング

 

もしお振袖にシミやカビがあった場合
ふじもとから着物のクリーニングに出すことができます。

「丸洗い」という形で、京都の悉皆屋(着物のクリーニング屋)さんの方に送らさせて頂きます。
お振袖の場合、金額は5,980円。
振袖のクリーニングは難しく、一ヶ月から二ヶ月ほどお時間を頂くようになります。

 

ですが、シミやヤケがある場合は、
丸洗いだけでは落とせないことがあります。

そのときは、悉皆屋さんがこのシミを落とすには追加で~円かかります、
といったようなお見積もりを出してくださいます。

 

これはお見積もりを出した時点で決定ではなく、
そこからお客様と相談して、シミ抜きなど追加で処置を施すかを判断して頂きます。

もちろん、シミが残ってもいいから丸洗いだけにします、となっても大丈夫です。
お見積もりは最初から無料で出して頂けますので、何もしないければ追加料金がかかることはありません。

また「パールトーン」というタグが襟先についている着物については、
パールトーンという会社に、無料でクリーニングに出して頂けます。

 

 

送るための送料として、一点に付き1,000円は頂きますが、
丸洗いよりもお安く出して頂けます。

是非一度お持ちの着物にタグが付いていないかご確認ください。

着物の部位については、コチラ↓

振袖、長襦袢のたたみ方 ~着物ってどうたたむの?~

 

(3)小物替え

 

小物替えとは、振袖以外の袋帯、重ね襟、帯揚、帯締め、草履バッグなどを替えて
雰囲気を今風にだったり、他の着られた人とは違うテイストに変えることをいいます。

小物は一つ変えるだけでもガラッと感じが変わります。

色はそれぞれが別の印象を持ちますので、
着る人がこういったイメージにしたいというのがあれば、そのイメージに合った色を入れることで
よりそのイメージに近づけることができます。

 

色についてはコチラ↓

振袖の色選びはどうしたらいいの?

 

 

こちらは同じお振袖と帯を着られたご姉妹様ですが、帯揚などの小物が変えてあります。

たったそれだけでも雰囲気は違って見えると思います。

 

また小物は昔と違い、装飾の多いものが今は増えていますので
替えるとグッと今風に近づけることができます。

特に帯締めはパールやつまみ細工が施されているものが増え、
より一層華やかさも足してくれます。

花の形に染め分けてあったり、刺繍の入った帯揚などもあります。

草履バッグはデザインも華やかになりましたが、
帯地など使用される素材も今は変わっています。

また鼻緒も太くなっているので、履き心地もよりよくなっています。

 

草履は経年劣化により、突然壊れてしまう場合もありますので、
履かれる前にはしっかりとご確認されること、
もしくは買い換えられることをおススメします。

 

小物だけでも印象を変えることはできますが、一番影響を与えるのはやはり帯です。
身体の中心に位置しますので、お振袖の印象にも影響を及ぼします。

例えば、最初は金の帯で正統派な雰囲気にしていたのを、


次の方が着られるときには、こちらの緑の帯に変えることで、個性的でかっこいい雰囲気にすることができます。

※こちらは、店頭にあります新作振袖を使用しております

また今の帯は昔に比べると、軽く、長いものが多いので、
帯を結んだときに、羽を多く作ったりしてより華やかにすることもできます。

自分に合った装いにすることで、より思い入れも強くなりますし、
より成人式を楽しんで頂けると思います。

 

ただいま、ふじもとでは夏の振袖相談会を行っております。

8月31日まで、お盆も休まず営業しております。

お試しでもいいですので、是非この機会に一度見て頂けたらと思います。

 

振袖相談会についてはコチラ↓

2021 振袖サマーキャンペーンについて

(4)保管方法

 

また、着物を長く、綺麗な状態で保つためにお役立ち頂けるアイテムなども
ご提案させて頂けます。

例えば、こちらの「漢方敷(かんぽうじき)」

こちらは、着物の入ったたとう紙の下に敷いて頂くだけで、
防虫、防カビ、除湿などの効果をもたらしてくれます。

半永久的にご使用頂けますので、
タンスに入れていらっしゃいましたら、それぞれの引き出しの一番下に
敷いて頂けたらそれだけで大丈夫です。

他にも、保管のためでしたら「パールトーン加工」がおススメです。

クリーニングのお話でも登場しました、「パールトーン」というタグのついた着物というのは
このパールトーン加工がかかっている着物のことです。

パールトーン加工というのは、大切な着物を汚れや、水から守る撥水加工のことで、
それを行っているのがパールトーンという会社です。

 

カビ発生防止の効果もありますので、こちらをしておかれると、
ただタンスにしまっているだけでもその保存状況は違います。

加工した時点での状態を保つようになりますので、
一度クリーニングをしてからかけられることをおススメします。

 

(5)前撮り

 

ふじもと直営の写真館フェスタでは、お振袖のお持ち込みプランというものを
ご用意しております。

これは、着付代、ヘアメイク代、撮影代、六つ切りのお写真一枚代、すべて込みで

15,400(税込み)円!!

というプランになります。

もちろん、2枚以上お写真を買って頂くこともできます。
その場合は、アルバム代にヘアメイク代5,500円を足した金額になります。

 

 

 

アルバムの種類についてはコチラ↓

前撮りの写真はどう残すの??

 

また、ふじもとで小物替えをして頂き、合計金額が110,000円を超えた場合は
ヘアメイク代が無料になり、さらに1ポーズお写真をプレゼントさせて頂けます。

その他にも110,000円を超えた場合は様々な特典が付きますので、
気になられた方はお問い合わせくださいませ。

 

お問い合わせはこちらから

 

いかがでしたでしょうか?

これから成人式を迎えられる皆さまのお力になれれば幸いです。

わかりにくいところがありましたら
お電話でも店頭でも大丈夫なので、お気軽にご相談くださいませ。

お電話はこちらから
☎083-922-3300

ご予約はこちらから

 

~ママ振り関連記事~

ママの振袖をお嬢さんに着せられる?

成人式にママ振袖を着る〜ママ振袖は幸せを受け継ぐ振袖〜

振袖の購入、レンタル、ママ振りの平均相場はいくらくらい?

 

ふじもとは、山口県内で唯一の日本着物システム(JKS)加盟店として
山口市、防府市、萩市、長門市、美祢市を中心にご案内をしております。
振袖選びから成人式後のアフターフォローまで
誠心誠意、スタッフ全員でお手伝いさせて頂きますので、
どうぞよろしくお願い致します!

 

山下